あらすじ

【第1次 天魔界大戦争】



天魔暦　58年に起きたこの戦いは多くの天界の者、魔界の者、さらには人間界の人々まで巻き込んだ大変大きな戦争だったと言われている。
この戦いではお互いの力が同格だったためそれぞれの力ある指輪を交換することで冷戦へと相成った。


しかし、その均衡が崩れることが再び起こる。


天魔暦１８６７年にミカエルと双子のリュシフェルが天界での自分の働きや地位に納得がいかなくなり堕天してしまったのだ。
そしてリュシフェルに続けと、堕天する者が出はじめ、数年後には堕天した者の数は天界の三分の一をも占めた。
その中にはアグレアスやアルシエル等も居たという。



天魔暦１８８２年、天界では七大天使と呼ばれる地位に就いた者達がいた。
ミカエル、ラファエル、ガブリエル、ウリエル、サリエル、ラミエル、メタトロンである。


彼らは堕天したリュシフェルたちとは兄弟や友人たちである。



その頃、魔界でも玉座に座る者が変わった。
堕天し悪魔界の頂点に立ったのはリュシフェルだった。


そして物語は大きく動き始める。